2012/07/06

voyageMPDのプレイリストをfoobar2000でつくる

(この記事は自分の備忘録)

以前ブログに書いたように、voyageMPDは音がよくとても気に入っている。
が、インターフェースが今ひとつで、GMPCしろMpadにしろ使い難いったらありゃしない。

特にプレイリストが今一つで、foobarのようにさくさく作れればなぁ、なんて思っていた。

だったらfoobarで作って、voyageMPDに転用したらいいじゃないの?
ということで、やってみたところ共用はできないけれど、foobarのプレイリスト→voyageMPDのプレイリストの変換は簡単にできることがわかったので、忘れないようにここにメモ。

要点

プレイリストのファイル形式は「m3u」
この形式はテキストなのでエディターで簡単に編集可
ファイルの内容は、単純に再生する曲のパスが曲順に示されたもの。

例)foobarの場合
¥¥○○¥××¥△△¥***1.flac
¥¥○○¥××¥△△¥***2.flac
   :
例)voyageMPDの場合
××/△△/***1.flac○○/××/△△/***2.flac・・

以上のようにフォルダーの表現が違うだけなのでこれをエディターで検索・置換・削除すればよい。(改行の有無は気にする必要がないみたい、winとlinuxで改行コードが違うためwinのメモ帳だと上記のように見える。きちんとしたテキストエディターを使えば改行コードはどちらも入っていることがわかる)

手順

1.foobar2000でプレイリストを作成
2.FILE > SAVE PLAYLISTで保存 ファイル形式はM3U
3.テキストエディターでファイルを開き、「¥」を「/」に置換
4.パスの一番最初についている「//」を削除
5.文字コードUTF-8で保存

※追記

上記手順では日本語など2バイト文字がパスに含まれていると2バイト文字の含まれた楽曲が認識されないことを発見。
この場合、次の方法だとうまくいった。

手順(2バイト文字が含まれている場合)

1.foobar2000でプレイリストを作成
2.FILE > SAVE PLAYLISTで保存 ファイル形式はM3U8
3.ファイルの拡張子M3U8をM3Uに変更
4.テキストエディターでファイルを開き「¥」を「/」に置換
5.パスの一番最初についている「//」を削除
6.文字コードUTF-8で保存

※さらに追記

改行などをいいかげんに指定していると、プレイリストの1行目が読めない場合がある。
テキストエディターの保存の形式で、文字コード「UTF-8N」、改行コード「LF」とするといいみたい。

2012/04/01

3月はvoyageMPDスターターキットに嵌っていた俺

☆あこがれのvoyageMPDを導入した

PCオーディオでいい音で聴きたいなら「voyageMPD」という話は前から聞いてはいたけれど、OSがLINUXと知って、「とても手が出ないなぁ」なんて思っていた。
ところが、これをプリインストールしたパソコンがスターターキットとして売っていて、簡単な(といっても比較的だけれど)設定のみで、聴くことができるという。

しかも香港からの送料込みで1万円ちょっとのお値打ち価格
「これはチャレンジするしかないでしょ」と、3月に購入し、この1ヶ月ほど嵌っておりました。

voyaeMPDの設定等については、PCオーディオ実験室さんが、実に懇切丁寧に解説してくれている。
僕も必要なページをプリントアウトして、マーカーを引き引き、コマンド等々を頭に入れ、無事、音を出すことができた。
これも丁寧に解説してくれる方がいらっしゃるおかげな訳で、PCオーディオ実験室さんにはただただありがとうなのです。


☆音は優れもの

さて、その音なんだけど、これは一聴してわかるほどすばらしい。

例えば、私と妻のフェイバリット・アルバムであるフィル・マンザネラの「801LIVE」を再生してみる。
実質的な1曲目「 T.N.K. (Tomorrow Never Comes)」は、冒頭、ベースのビル・マコーミックがボーン、ボーン、ボーンと何音か全音符を朗々と鳴らすのだが、1回目、2回目、3回目の「ボーン」とも弦のミュート加減というか、タッチが異なる。
このタッチの違いが見事に再現され、一気に耳はコンサート会場へと引っ張りこまれるのだ。

あるいは、私の大好きな上原ひろみ&チック・コリアの「DUET」を再生してみる。
これはブルーノート東京でのライブ録音なのだが、こともあろうか演奏中にフォークを皿にぶつけてカチャカチャいわせている輩がいるのに気づいてしまう。
もうライブ会場の雰囲気満載の再生音なので「ちょっとー、そこの人~、もうちょっとフォーク使いはお静かにね」と思わず言ってしまうリアルさなのだ。

まあなんて言うか、今まで聴こえないあるいは聴き難くかった音もよく聴こえることに加えて、音がか細くなく、厚みをもってよく鳴る。
僕の駄耳では、このレベルまで鳴ってくれれば、入力系に関しては充分だな、と思える音のよさだ。


☆ほとんどの音楽ファイルはデフォルトで対応。が、「cuesheet」は読めない!

wavはもちろんのこと、flac、m4a、mp3、aiff等々、思いつくファイル形式はほとんどデフォルトでサポートしているので、たいていの人はすぐにvoyageMPDに移行できるだろう。

が、しか~し、「cue」には対応していないのですよ~~~。
この1月からファイル形式を「flac+cue」で整理していた私はいったいどうしたらいいのでしょうか。。。(泣)


☆リッピングはdBpowerampが相性がいい

リッピングソフトはdBpowerampが音がいいうえに、voyageMPDと相性がいいので安心して使えると思う。
というのは、このソフトで入れたwav形式ファイルのタグが、voyageMPDでもきちんと認識してくれるからだ。

これがfoobarでタグをいじってしまったりすると、タグが壊れてwavに関しては曲名等々が解らない事態におちいってしまうことになる。

ただ、このソフトにも欠点はあり、CDDBに日本の楽曲が充実しているgracenoteを使用していないことのほか、僕にとってのそれは、このリッパーもcuesheetを扱えないことだ。

なので、flac+cueの分割は、僕の場合はfoobarで行った。
EACでももちろんいいのだけれど、何故かEACではローカルにあるファイルはうまくいのだけれど、ネットワーク上ぶら下がったファイルはエラーがでてしまう。
foobarは何の問題も無く、さくさくとファイルを分割してくれた。

ただ、まあ、ファイルをいじくりまわすのもあまり気持ちのいいことではないので、原盤が手元にあれば、何も考えずに、dBpowerampで、さくさくとリッピングするほうがいいかもしれない。
あーだ、こーだと言って、ファイルを弄繰り回す手間隙を思うと、直接リッピングしたほうが、案外、時間がかからないかも。

なお、dBpowerampはタグの編集機能やバッチでファイル変換できる機能もあり、cueに対応していないことを除くと、利便性もなかなかだと思う。


☆リプレイゲインには対応

購入前に知りたくて、どうしても解らなかったことが、「はたして、voyageMPDはreplaygainに対応しているのか?」であった。

で、これは対応している。
wavではもちろん駄目だけど、flacやmp3では機能した。

MPD Configuration File 「 /etc/mpd.conf」に以下のように記述があり、デフォルトではリプレイゲインの設定がコメントアウトされて無効になっているので、「#」を消せば、アルバム単位でリプレイゲインが機能する。

  #replaygain "album"

「album」を「track」に書き換えれば、楽曲単位でリプレイゲインが機能する。


☆ユーザーインターフェースはGMPCかMpodだけど使い勝手は今ひとつ

voyageMPDを動かすには他のパソコンから命令を与える必要があり、そのユーザーインターフェースとしては、windowsなら「GMPC」、i-phoneやipod-touchでは、「Mpod」となるが、いずれも使い勝手は今ひとつ。

GMPCは「genre browser」などもついていて、それなりのインターフェースを備えているのだけれど動きがいかにももっさりしているし、Mpodはさくさく動くんだけどバグが多かったり、プレイリスト作成で融通が利かない。

とりあえず、GMPCでplaylistを作り、Mpodでリモコンのようにして再生するという使い方をしている。

今まで、foobarで、genre、artist、albumでフィルターをかけて、さくさくと気分な曲を探して再生していたので、foobarの利便性の高さを改めて再認識もしたです。ハイ。。


☆とはいつつvoyageMPDを楽しんでいる

今のところ次のような運営環境にしている。
 ○リッピングはdBpoweramp
 ○ファイル形式はflacのLossless Uncompressed
 ○リッピング後、foobar2000でリプレイゲイン値を取得
 ○本気で聞くときはリプレイゲインをオフ。普段はBGMなのでリプレイゲイン{アルバム」
 ○プレイリストはGMPCで作成。アルバムの直接の再生やプレイリストの再生はMpod

voyageMPDの音のよさには充分満足なのだけれど、まあ、でもBGMのときはfoobar2000に戻るかも。あの利便性の高さは、やはり魅力的かも。


2012/02/21

僕がfoobar2000を使う訳

PCオーディオネタ第2弾。

PCでの音楽再生ソフトはfoobar2000を使っている。

一度、PCでプレイリストにそった再生を知ってしまうと、この便利さから離れられなくて、もっぱら音楽はCDではなく、CDをリッピングして、PCで聴いている。
その時、foobarを愛用しているのは、主に次の理由による。

1 軽いから
定番なのは「itunes」だと思うのだけど、ちと重過ぎる。音楽再生用に使っているPCが7、8年前に購入したノートで実に非力なのだ。
itunesだと立ち上がるのにすごーく時間がかかってしまう。。。
その点、foobarは非力なパソコンでもさくっといってくれて快適。

2 軽い割りにインターフェースが悪くないから
軽さで行けば、「lilith」という手もあると思うのだけど、いかにもインターフェースが素っ気無い。
foobarだと自分でコンポーネントを入れて、画面を作るという面倒くささはあるけれど、itunesライクな、それなりのインターフェース画面を作れることはありがたいし、使いやすいッス。

3 replay gainがあるから
foobarにはreplay gainが標準装備されている。これがあるから、音量の高いアルバム、低いアルバムを混在させて再生しても常にある一定の音量で再生してくれる。
BGMで利用しているときなど、いちいち音量調整をしなくて澄むのでとても便利。

4 WEBとの親和性が高い
foobarだとWEBから、ミュージシャンや曲に関する情報を簡単に調べることができる。
例えば、ある曲をマウスでセレクトしてから、右クリック > run service > google + artist とすると、ブラウザーが立ち上がり、google先生が、そのアーティスト名での検索結果を返してくれる。
これは、相当便利!
「えーと、この曲のパーソネルは誰だっけ?」とか「この人、他にどんなアルバムを出しているだろう?」とか「このアルバムを気に入った人は他にどんなアルバムに手を出しているんdなろう?」とか、音楽に関する関連情報を知りたいことが多々出てくるんだけど、即座に調べることができる。
僕のように、ネットくらいしか音楽の情報を得ることができない人にとって、この親和性の高さは超魅力的です。

以上、シンプルに4つの理由を述べたけど、音質を求めれば、違うソフトがいいだろうし、オールインワンの便利さを求めても、答えは違ってくるだろう。
今のところの僕のニーズにはちょうどいい感じというのがfoobarなのです。

2012/02/20

音楽ファイルの形式をflacに変えた

久しぶりにPCオーディオ・ネタ。

この時期は、暇なものだから、どうしても音楽を聴く時間が長くなる。
聴いているうちに、ついつい、ちょこちょこ何かをいじりたくなってしまう。

この冬、音楽のファイル形式を変えることにした。

これまでは、320kbのmp3。

それを、flacに。

ちなみに、mp3にするまでは、alac(アップルロスレス)を使っていた。

alacからmp3(320kb)に変えた理由は、itunesでリッピングしたalac形式より、EAC(Exact Audio Copy)でリッピングしたmp3形式の音がとてもよく感じられたから。
音が深くて、芯があるように感じたんだ。
可逆圧縮より非可逆圧縮のほうが音がよいなんて、ちょっと信じがたいことなんだけど、自分には、とても好ましく感じたんだよね、その時。。。

で、今回、mp3(320kb)からflacに変えたのは、flacの方が音がよいように感じられたから。
一番顕著に感じたのが、音像の定位。
ピアノのデュオを聴き較べた時に、はっきりと感じてしまった。
そうと解ると、よいと感じるファイル形式を採用したいのが人の性だよね。。。

本当は、スピーカーの前にどっかり座って音楽を聴くことなんて、一年のうちの、商売が暇なごく限られた時期だけなので、多少の音がいい悪いなんて、どうでもいいことなんだけどね。

今までMP3でリッピングした数千曲もあるものを、新たにflacにリッピングしなおす気にはなれないので、今後、新たにリッピングするものと、お気に入りのアルバムのみを「flac+cueシート」形式でリッピングする予定です。

2011/12/09

上原ひろみ は 常に全力投球だ!

今月初旬から、1年ぶりに東京に来ている。
ま、里帰りというやつだ。

今回の里帰りで一番楽しみにしていたのが、上原ひろみのコンサートだ。
題して、上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトfeat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス!!! VOICE JAPAN TOUR 2011!!!

12月4日の深夜、そのコンサートに大感動して帰ってきた僕は、心地よい余韻に浸りながら、ツイッターを眺めていた。
上原ひろみで検索すると、「素晴らしかった」、「感動した」、「元気がでた」、「凄すぎ」等々、絶賛のツイートが次々と流れてくる。
そのタイムラインを眺めながら「僕もみんなと同じようにあの場に参加していて、そして大感動したんだよ!」と会ったこともない人々との一体感に幸せを感じていた。

☆・・・・・・・・・・・

今年の春に発売されたこのトリオプロジェクトのアルバム「VOICE」に一発でノックダウンされた僕は、もし叶うのであれば、是非、このメンバーでのライブを見たいと強く強く思っていた。
遠い遠い南の島の片隅で。

7月頃に、ちょうど僕が帰郷するであろう12月頭に彼女のトリオプロジェクトのライブがあることを知ったときには、舞い上がったね。
さっそく、先行予約受付日の8月1日正午のジャスト3分前にはパソコンの前に座り、確実に予約(といっても抽選申し込みなんだけど)するべく、マウスに軽く手をあてて待っていたくらいだ。

第一希望の12月4日、つまりジャパンツアー最終日のチケットを無事ゲットできたときには、もうそれだけでうれしくて軽く宙を舞っていたよ。

☆・・・・・・・・・・・

今回のトリオプロジェクトはとにかくメンバーがすごい。

我等が上原ひろみ(ピアノ)、そしてアンソニー・ジャクソン(ベース)、サイモン・フィリップス(ドラム)だからね。

アンソニー・ジャクソンは、ジャズ・フュージョン界のファーストコールだし、サイモン・フィリップスもロック・ポップス界のファーストコールであるとともに、近年は活動の場を広げ、フュージョン系の世界でもファーストコールとなりつつある人だ。

つまり、テクニックや実績的には申し分のないメンバーによるピアノトリオなのだ。

が、さらに興味深いのが、音楽の出身畑が、上原やアンソニー・ジャクソンのようにジャズ・フュージョン畑とサイモン・フィリップスのようにロック畑と異分野であることに加えて、出身地が日本、アメリカ、イギリス、人種が黄色、黒色、白色と、いろんな意味で異なる素養を持つ人々が結成している、まさにフュージョンなバンドってことなんだ。
こうした人たちががっぷり四つに組んで音楽バトルを繰り広げるんだから、期待しないほうが無理というものだ。

☆・・・・・・・・・・・

コンサートは、アルバム「VOICE」の1曲目の「Voice」から始まった。

最初の曲から3人の息が合い、ノリに寸分の狂いもない一体感が素晴らしい。

そして飛ばす飛ばす。

ひろみのソロでは拳骨乱打、肘打ちまで炸裂し、サイモンのソロでは、ツイン・バスドラと低音主体のタムとがスムーズに流れるように連打する彼独特の技が繰り広げられる。アンソニーのベースもどでかい音量で、トリオを支え、あるいは鼓舞する。

まだ1曲目だよ、そんなに興奮させないでくれよ、僕の身が持たないよ、と嬉しい悲鳴を上げる!

そんな1曲でお腹一杯になりそうなパフォーマンスが2曲目、3曲目と続く!!

ピアノ、ドラム、ベースとそれぞれが申し分なく大音量で、かつきちんと分解して聴こえる。
きっとPAがとてもいいのだろう。

そして大音量で刺激的なプレイが続くのにも関わらず、ちっとも煩くない。ちっとも耳が痛くならない。耳が疲れない。
手数がとても多いプレイなのに、個々の音がとてもクリアーに聴こえる。

これはピアノもベースもドラムも、音が澄んでいるからだ。綺麗だからだ。タイムが正確だからだ。そして3者が重ねている音に、理不尽なものが混じっていないからだ。
手数がめちゃくちゃ多い、丁々発止のアドリブが主体に構成された楽曲の演奏で、これは驚くべきことではないだろうか?

またコアなファンが多いらしく、各曲でのイントロ部分や盛り上がり部分での歓声や拍手、掛け声、どよめきが、実にグットタイミングで、コンサートをより盛り上げてくれていた。

第一部はアルバム「VOICE」から5曲、1時間ちょっとのプレイ。
第二部はやはり「VOICE」から4曲、ひろみのファーストアルバム「Another Mind」から1曲の全5曲やはり1時間を超えるプレイ。
そして、15分を超えるアンコール。
さらにもう1回アンコールに答えてくれてこれも長尺なプレイ。

もう本当にお腹一杯!!

☆・・・・・・・

昨年、僕が大感動した那覇での上原ひろみのソロも素敵だったけど、今度のトリオも格別だった。

アンソニーとサイモンという超ベテランの誰もが認める第一級のミュージシャンを自分のトリオに従えて、堂々と自分の音楽を披露するあたり、彼女はもう完全にワールドクラスの一流ミュージシャンの仲間入りだね。
そして、ソロやデュオや様々なミュージシャンとのプレイを通じて、確実に彼女のプレイの幅が広くなっていることにも驚きを感じた。
超絶技巧を駆使しつつ、けして1本調子ではない、きちんと他のミュージシャンと会話を交わすそのプレイは、納得の一言だった。
そして、相変わらずの集中力と全力投球ぶりは、コンサートに来た全ての聴衆を深く感動させたのではないかなぁ?

アンソニー・ジャクソンのフィンガーピッキングとピックのプレイを織り交ぜた独特のベースプレイもとても魅力的だった。
彼がいることで、音楽に立体感と陰影が生まれる。
ブーンと地響きがするようなうねりや、チェロのようなちょっとロマンチックなラインが組み合わさったプレイはとても個性的だ。

サイモン・フィリップスは、今回、とくに注目していた。
実はフィル・マンザネラの「801ライブ」は我が家のフェイバリット・アルバムでお休みの日にヘビロテしているのだ。もう35年近く前のアルバムだけど、ここで若きサイモン・フィリップスが大活躍している。
35年後の彼は円熟するのではなく、より大胆に、包容力が加わり、一方で、昔の個性を失うことなくプレイをしてくれ、今回のトリオになくてはならない存在だったと強く感じた。(ただフォービートはあんまり得意じゃないかも...)
彼のロックテイストの部分やポップな雰囲気が、エイトビート、シックスティーン、変拍子が多いひろみの楽曲にとてもマッチしていた。
もし、これが他のドラマーだったとすれば全く違った音楽になっていたんじゃないかな。

まあ、一言で言うならば、今回も大満足、大感動の3時間だったわけで、上原ひろみのライブにはずれ無し、と強く印象づけられるとともに、アルバムではピンと来なかった人も、是非、彼女のライブを体験してほしいなと感じたよ。きっとアルバムでは知ることのできない彼女のパフォーマンスの魅力に気づくに違いないから。

最後に、コンサートのセットリストを。
1曲目から9曲目までは、アルバム「VOICE」から。10曲目とアンコール2曲はファーストアルバムの「Another Mind」から。
実は僕はAnother Mindは聴いたことがなくて会場では曲名が不明だったで、このリストはとある方のブログから引用させていただきました。ありがとうございます。


VOICE JAPAN TOUR 2011
上原ひろみTHE TRIO PROJECT
featuring Anthony Jackson and Simon Philips
東京国際フォーラム ホールA

1st
--
1. Voice
2. Now or Never
3. Labyrinth
4. Temptation
5. Desire

2nd
--
6. Delusion
7. Flashback
8. Beethoven’s Piano Sonata No. 8. Pathetique
9. Haze
10. Dancando No Paraiso

EC. Summer Rain
EC2. JOY

2011/04/01

初めてのお買い物・・・「VOICE」

中学1年生のときに初めてThe Beatles(ビートルズ)のアルバム「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)」を買って以来、古くはLPレコードを、20代の半ばくらいからはCDを随分と買ってきた。その数は売り払ってしまったものも多いので正確にはわからないけれど、おそらく数千枚に及ぶだろう。

その数十年にわたる購入履歴のなかで、わざわざ発売前から予約してアルバムを買うなんてことは1回もなかった。

なんかめんどくさいでしょ。

なのに、そんな私が生まれて初めてCDを発売前に予約し、購入してしまった。
3月16日に発売された上原ひろみの「VOICE」だ。

昨年の彼女のソロライブでのプレイに参ってしまったことに加えて、今回はピアノトリオで、そのメンバーがAnthony Jackson(アンソニージャクソン)(b)とSimon Phillips(サイモン・フィリップス)(ds)だという。
そのメンバーの意外性に惹かれて思わず柄でもないことをしてしまったのだ。

Anthony Jacksonは、唯一無二の素晴らしいベーシストで大いに興味をそそられるのだけれど、ドラムスがSimon Phillipsできたとは。
定石ではデニテェンとかの名前が浮かぶよなぁ。
Simon Phillipsは、幅広く活動している人とはいえ、ロック畑での活動が多いドラマーなので、ジャズ・フュージョンをメインとするドラマーとは随分と異なるテイストのサウンドになるのではないか。
と、興味深深だったのだ。

CDが来るまでは、上原ひろみのトリオアルバム「Spiral」、Anthony Jacksonがベースを勤めるSteve Khan(スティーブカーン)のライブアルバム「THE SUITCASE」及びSimon Phillipsがタイコを叩いているJeff Beck(ジェフベック)の「THERE&BACK」を聴いてイメージトレーニング。
うーん、どんなサウンドになるんだろう?

アルバムは日本の端っこ石垣島でも18日には届いた。

さそっく封を切りドキドキしながら聴いてみる。
こういう期待に胸を膨らませながらターンテーブルに盤をのっけるなんて凄い久しぶりな感覚。
なんか青春。。。

アルバムの内容はamazonにも好意的な評が多く寄せられているように、僕にとっても期待をはずさないよい出来のものでした。

トリオのメンバーはちょっと聴いただけでも誰のプレイだかわかるような個性的な面々なわけだけど、そのそれぞれの個性がぶつかりあいつつも、1つのサウンドにまとまっていることがまず喜ばしい。

Anthony Jacksonのぶっとくで、グルーブと歌心がマッチした絶妙なベースが音楽をしっかり支え、Simon Phillipsの手数とそしてバスドラの多いドラミングも音楽を躍動させるのに効いている。
そして上原節ともいえる彼女独特の作曲のセンスとプレイスタイルが充実していた。

ここ数年にわたる彼女のオリジナル・トリオ、オリジナルバンドのソニックブルーム、Chick Corea(チック・コリア)とのデュオ、ソロそしてStanly Clark(スタンリー・クラーク)のレジェンドでの活動等々で身に着けてきた様々な音楽性が、ギュッと詰め込まれたような密度の高い音楽表現だと感じた。

それは1曲目のVOICEから炸裂する。

ピアノとベースによる静かな前奏。
突如、左手で細かなパッセージを刻みながら、ピアノとベースがテーマを奏ではじめる。
テーマが展開しはじめ、それはいかにも上原らしい憂いを感じさせるもの。
また4拍子と3拍子の組み合わせを基本としつつブリッジで拍数がチェンジする細かいキメに富んだトリッキーなものであるところもいかにも上原らしい。

そこから急に4拍子と5拍子を組み合わせた印象的なベースラインにチェンジし、緊張感溢れる上原ひろみのアドリブに突入する。
このアドリブに入った時点で、既に聴いている側(つまり僕のことね)は音楽の世界にどっぷり引き込まれる。

上原のアドリブについで、ドラムのソロ。
バスドラがドコドコドコドコドコと蹴りまくられ実に痛快。
変拍子なのにそれを感じさせずにスムーズに流れるところも気持ちよい。

その後、4拍子と3拍子の組み合わせのテーマに収束し、いろいろ複雑なキメをきめつつ6分26秒の1曲目が終わるのだけれど、もうそれだけでお腹一杯といいたくなるような重量感溢れる始まり。

その後の曲も、充分にトリッキーでメロディアスで、細かくキメがきまり、まあ、とにかく緊張感が漲る。

その中で、唯一のソロ曲「HAZE」は、ドビュッシーのピアノの小品のような淡い美しい曲で、周りの楽曲群との差異もアルバム中のよいアクセントになっている。

そして最後にベートーベン・ピアノソナタ・第8番「悲壮」でアルバムの幕を閉じる。

この悲壮は、今までの楽曲群とは全く異なり、ブルージーに味付けしたリラックスしたアドリブが弾かれるもの。
全体的に緊張感漂った、ただごとではない出来事に遭遇したような気分になっている聴衆をほっとさせる楽曲だった。
「この曲を私が敬愛していた本田竹広が弾いたものを聴きたかったな、きっと似合うだろうな」なんて思いながら、僕も最後にリラックスしてアルバムを聴き終えることができた。

まあ、とにかく全体的に素晴らしい作品で、大いに気に入ったわけだど、もし1つ無理難題を言うとすれば、やっぱ、石垣島のような南国ではシリアスすぎる楽曲だよな、というところかしら。
基本的に都会的で北方系的とでもう言うのかな。
まあ、無いものねだりなんだけどね。

それにしても上原ひろみのここ数年間の活動の充実振りは凄いね。
その仕事量たるや半端ないし、質量ともに世界を代表するピアニストの一人になりつつあると言っていいんだろうね。
ますます目が離せないミュージシャンになってきたね。

久しぶりに同時代的にその活動を追いたいと思えるミュージシャンが現れたことがとても嬉しいtakeなのでした。


2011/02/15

悪天候の日の楽しみ

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石垣島は2月に入ってからは、お天気の良い日が12月、1月よりは増えてきたかな。
でも、相変わらず、最高気温が20度を下回り、空は曇天、北風ピューピューな日もあるわけで、昨日、今日もそんな天候で実に暗ーい感じです。

こうしたお天気の悪い日の多い12月から2月中旬にかけての僕の楽しみは、シリアスな音楽を聴くこと♪

僕の好きな音楽のジャンルであるジャズやフュージョンは、シリアスなタイプのものが多いんだよね。

ところが石垣島の標準的な天候だとちょっとそういうシリアスな音楽を聴く気になれなんだよねぇ。

だって、デフォルトでは、お日様キラキラ、湿度ジットリ、風はそよそよ、気温はアツアツに加えて、目の前に青い海が広がり、背後には雄大な山の緑が控えたりしているわけだ。

こんな環境では、ビールでも飲みながら、オーガニックな軽~い感じのサウンドを小さく流すくらいがちょうどいいくらいだ。
あるいは、波の音や鳥の声、風の歌を聴くのが気持ちがよくって、音楽が邪魔になることも多いしね。

な訳で、冬季に多い目を覆うような悪天候時は、僕がまとめてシリアスなタイプの音楽を聴くことができる、年に一度の時期なんだよねhappy01

今シーズンは12月に上原ひろみのライブに超感動したこともあって、ピアノものを聴くことが多かったかな。

上原ひろみの諸作品の他、山中千尋Lyle Mays(ライル・メイズ)やEnrico Pieranunzi(エンリコ・ピエラヌンツィ)、Giovanni Miravassi(ジョバンニ・ミラバッシ)などなど。

そして、もう1つよく聴いたのが至高のサキソフォンプレイヤーであるMichael Brecker(マイケル・ブレッカー)だ。

彼は、3年前になくなるまで、僕が30年近くほぼ同時代的にそのプレイを聴いてきた数少ないプレイヤーの一人だ。
1月は彼の命日があることもあって、なんとなく彼のアルバムを手にとることも多かったんだけど、遺作である「Pilgrimage(邦題:聖地への旅」)は購入すらしていなかったんだ。
一度も耳にしないのも偉大なミュージシャンに失礼だろうとふと思い、今年、初めて購入し聴いてみた。

これがよかったんですねぇ。

どれくらいよいかは多くの人がアマゾンやブログで評されているので、興味のある方は是非、検索してみてください。

僕的には、Michaelの何かふっきれたような激しくブロウする姿や、カッコイイ楽曲が多いことに好感を覚えたのであるけれど、さらに、周りのメンバーがMichaelの素晴らしい作品に相応しい真摯なプレイをしていることにもいたく感動をいたしました。

PatMetheny(g)やBrad Mehldau(p)のよいプレイはその普段の活躍ぶりから見ても当然のことながら、楽曲の骨格となるJohn Pastitucci(b)とJack Dejohnette(ds)のリズム隊が実に素晴らしい。特にJack Dejohnetteがいいですねぇ!
そして、意外にもよかったのがHerbie Hancock(p)だった。
彼には大変失礼だけれども、僕の中でHerbieはピアニストとしては過去の人で、今はプロデュースで活躍している人という理解だったのです。「なんだ今でもちゃんとこんなに弾けるんじゃないか!」と新鮮な発見があったのでした。

とまあ新たな発見満載でPilgrimageをヘビロテ中なのでした。

3月も近づき、天候のよい日が増えてくるだろうから、僕のシリアス系のジャズ・フュージョンライフはそろそろ終わりかな。
それまで一年分、聴きだめをしておかねば!

2011/02/02

PCで音楽を聴くときの設定メモ

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今日の天気は、午前中は風もなく曇天ながらまあまあ。
午後からは北風が強くなり、海の波も高くなり、あんまり。。
もちろん写真のような姿は期待できませぬ。。。。。。。

さて今日の本題。音楽の話。

宿で音楽をかけるのに音源をパソコンから出力するようになってからほぼ1年ほどたった。

CDの曲順毎にリニアに聴くのではなくて、CDから思いのままに抽出した曲順(プレイリスト)に沿って聴く訳だけど、曲順を変えるだけで、随分と音楽を聴きながら見える景色が違ってくるね。
新たな発見も多々あったりして音楽ライフが一段と充実したよ。

その環境を間単に記録しておこうと思う。

まずはハードから。

PCは5年ほど前に購入したノートで、CPUは1.8GHz、736MBの非力なもの(OSはWinXP SP3)。
これにUSBでEMU0404-USBにつないでいる。

ここから先は3系統のつなぎ方をしている。

(1)RCAケーブルでEMUのアナログ出力を直接アンプへ
(2)同軸ケーブルでEMUのデジタル出力を直接AVアンプへ
(3)光ケーブルでEMUのデジタル出力をCDプレーヤー(CEC CD3800)へ、そこからアナログ出力をアンプへ

DAC(デジタルアナログ変換)としての機能を(1)はEMUにもたせ、(2)はAVアンプにもたせ、(3)はCDプレーヤーに持たせてるという違いだ。

別にいろんなつなぎ方を楽しみたいわけではなく、本当は(3)の接続順序でケーブルは光でなく同軸にしたものにしたいのだけど、何故かCD3800が同軸ケーブルからの入力だとノイズだらけになってしまうので、こんな風にいろんなつなぎ方をするようになってしまったのだ。(※1)

※1 同軸ケーブルによってノイズの入り方が変わる。。しょぼい細いケーブルだとOKなのにオーディオクラスの太いケーブルだと駄目駄目とか。。。デジタル入力はなんかすごく不安定っす。

まあ(1)はあっさりした軽やかな感じ、(2)はちょっと丸い穏やかな感じ、(3)はギラついた硬い感じ、と違いがあるので、気分で変えて楽しんではいるけんだどね。

ソフトは次のとおり。

再生はfoobar2000で、CDのリッピングはEAC、ファイルはMP3形式の320kbpsに今のところ落ち着いている。

i-podも使うので、初めのうちは、アップルロスレス形式にi-tunesでリッピングしてfoobarで聴いていた。

ところが、どうにも-itunesが好きになれない。

だって、僕のパソコンでは、重くて立ち上がるのに時間がかかるし、しょっちゅうバージョンアップがあってそのダウンロードがうざかったりするからね。

で、何かの機会に、たまたまEACでリッピングしてMP3に変換した音源を聴いた時に、とてもいい感じなのに気づき、脱i-tunesということで、今の方式に落ち着いたんだ。

EAC使って、MP3なんて、って声も聞こえてきそうだけど、悪くないっすよ。

だめな音源(CD)は初めから拒否してくれるし。
OKな音源はきちんとリッピングし、駄目な音源は「うまくいってませんよ」と教えてくれるデジタルさがとても気に入っておりまする。

EACの本流の使い方はWAVなんだろうけど、WAVではタグ管理をfoobarで簡単にできないのでパス。
可逆圧縮のFLACはとても魅力的なんだけどi-podで再生できない。で、やはりパス。

MP3だとタグデータで検索できたり、GAINデータを持たせて音量を調節できたりなど、PCで大量な音楽ファイルを簡単に管理できるわけで、魅力的っす。

ここんところ暇なときが多いので大量にあるCDをせっせとリッピングしておりまする。

2010/12/30

上原ひろみソロライブ イン 沖縄 は 本当に素晴らしかった

Naha_uehara

先日、上原ひろみソロライブ日本ツアーに行ってきたよ。

彼女ほどの超一流ピアニストが沖縄に来てくれるなんて!
こりゃぁ、万難を排して行くしかないでしょぉぉ!

って、ことで、石垣島から飛行機に乗って会場のコンベンションセンターのある沖縄本島まで出かけた。
もちろん、その日は帰れないので、1泊2日の小旅行。
演奏者もツアーだけど、見に行く私もちょっとしたツアーだったのだ。

と、意気込んで出かけたものの、頭の片隅には実はちょっと心配もあった。

私が一番好きな彼女のアルバムは、変態系ギタリスト、David Fiuczynski(デビット フュージンスキー)が参加した、HIROMI'S SONICBLOOM名義のものなのだ。

そんな私が果たして、ピアノソロライブで堪能できるだろうか?
途中でちょっと飽きて寝てしまうのではないか。。。
飛行機料金と2日間の日程と宿泊代までかけて行くほどの満足度を得られるだろうか。。。。。

しかーし、彼女の演奏が始まるとともにそんな心配は消えていた。

1曲目から、彼女がピアノと楽しげに戯れながら、高度なテクニックに裏づけされた豊なフレーズを惜しげもなく積み重ねる。
そこに彼女のピアノの詩的世界が広がってくる。
その世界に私も浸り、あっという間に7曲ほど演奏した第一部が幕を閉じた。

そして10分ほどの休憩を挟んでからの第2部はもっと素晴らしかった。

1曲目はロマンチックなGreen Tea Farm
私の携帯の着メロにも採用しているお気に入りの曲の1つだ。
生でこの演奏を聴ける機会があるとは思っていなかったので、一気に私の気持ちが盛り上がる。

そして圧巻は、彼女の代表曲の1つであろう、アルバム、スパイラルに収められた「Old castle, by the river, in the middle forest」だった。

この曲は、テンポの速い小刻みなリズムに乗っかりながら、彼女がテーマをどんどん展開していき、もうこれ以上展開しきれないだろうというところまで演奏の緊張度が高まった後半に、いきなりゆったりとした8ビートに乗りながら、大らかで雄大で印象的なメロディーが現れ、その緊張の弛緩と開放に大いなる感動を得られるという楽曲だ。

はたして、このリズムの緊張と弛緩と開放をソロピアノ1本で得られるのだろうか?

ちょっとドキドキしながら演奏に耳を傾ける。

私の心配は杞憂であった。

本当に素晴らしかった。

前述の後半部分のゆったりとした印象的なメロディが現れたところで、私は感動のあまり、溢れ出る涙を抑えることができなくなってしまった。

だくだくと涙を流しながら音楽に身をまかせ、私の中にくすぶっていた世事の憂さを溶かしだし、この身を軽くした。

まさに音楽による癒しであった。

この感動はおそらく私だけでなく、会場の多くの人々が感じていたに違いない。

演奏が終わったときの、まさに水を打ったようなシーンとした沈黙。
そして一瞬の間をおいての割れんばかりの拍手。
演奏者とピアノと観客がまさに1つになった素晴らしい瞬間だった。

この後、Place to beから三部作VIVA VEGASで第2部が終了し、アンコール曲Place to beで幕を閉じた。

これだけの感動と満足度を得ることができるとは。

ジャズピアノ、とくにソロだと、抽象的な世界に入りがちだと思うのだけど、彼女のプレイは抽象的な音階をあまり使わない。
またスケールがアウトしてどこかにいってしまうこともあまりない。

耳になじみやすい美しいフレーズを、前人未到の超高速なタッチで展開したり、リズムを刻んだり、あるいは高音から低音までフルスケールで使用したり、さらにはフォルテからピアノまで繊細に音量をコントロールすることで、聴かせてくれる。
そうした演奏法のスピードと多様さに彼女のオリジナリティの一つがあるのだろう。

このような演奏は大変に高度なテクニックが必要であるとともに、とてつもない集中力が必要だろう。

彼女は、世界中を旅しながら、年間に180回近いライブを行っているという。
そんな毎日には辛いとき、疲れているとき、気分が乗らないときなども多々あるだろう。

そんなことを微塵も感じさせない手抜きの一切ない全力投球。
常に、音楽と観客の反応に集中しながら、全身全霊を込めて演奏する彼女の姿は、それだけで感動ものであった。

また、これだけの素晴らしい音楽世界を繰り広げることのできるプレイヤーでありながら、けして奢ることも、高飛車になること、芸術家ぶることもなく、音楽表現に没頭する人間性にも感心した。

上原ひろみ、素晴らしすぎです。

あ、あと演奏とは関係ないんだけど、スニーカーがとても可愛かった。
一部と二部で違うタイプのスニーカーに履き替えていたけど、どちらも衣装にばっちり似合っていた。
これはやはりシューズデザイナーのご主人のデザインなのでしょうか?

2010/02/25

ノイズ、って厄介だねぇ....

Ebi1002

以前、CDプレーヤー兼DACとして導入したCEC、CD3800について記事にしたら、このワードで遊びに来てくれている方が結構いらっしゃるようなので、その後の状況を自分の備忘録も兼ねて記載します。
というのも、前の記事に後日追記したように、ノイズに悩まされていたからです。

いつからから、「プチ」、「プチプチ」というノイズに悩まされるようになり、ちょっと視聴に耐えられない状況に。
ネットで調べてみるとパソコンでUSB接続した場合、ノイズに悩まされている人が多いことを初めて知り。。。

「こりゃぁ、私のPCオーディオとしての再生環境が悪いに違いない」と思い、いろいろ対策をとってはみたのですが。。。

手始めに「ノートパソコンのUSBに何かしら負荷がかかっているのだろう」と考え、USBの接続ポートを変えてみたり、不用なUSB接続を外してみました。
オンボードのUSBはよろしくないとの書き込みをみて、新たにUSBカードを刺して接続してみたり、USBハブをいれてみたりも。

次は、「ノートパソコンそのものに負荷が掛りすぎているのかも」、と思い、このサイトを参考に、不用なソフトを全て外し、クラシック表示にしたり、OSの自動更新を止めたり、使用できる色数を減らしたり等あれや、これやと余計なものを外す作業をしました。

さらには「使用しているi-tunesが重いのかも」と、foobar2000Lilithなど評判の高い音楽再生ソフトを試してみたりも。

「電源がよくないのかも」、と、パソコン、アンプ、CDプレーヤーを別々の電源からとったり、コンセントのホットとコールドの向きをテスターでチェックの上、コンセントの刺す向きを変えたり、アースをとったり。。。

と、まあいろいろやったのですが、問題は解決しませんでした。
あいかわらず再生を始めてしばらくすると「プチ、プチプチ」とノイズが入ります。。
ただ、電源の見直しでは、多少、改善されたようには思いましたが。

遂に諦め、現在、CDプレーヤーは入院(メーカー送り)しておりまする。

で、このままでいるのもどうにもこうにも諦められず、どうせ乗りかかった船と、別のDACを購入することに。
「街でついつい飲み過ぎて、皆に奢り、散在してしまったことが数回もあったんだよねぇ。ホント懲りないよねぇ、馬鹿だよねぇ」などという苦しい言い訳を思い込むことのできる程度の金額で探すことに。

最終的にEDIROLのUA-25EXCWE-MU0404USBを候補に絞り、最終的にEーMUを使ってみることにしました。

E-MUはWindowsXP時代の機種でちょっと時代遅れな感じがするのと、現在、日本に代理店がなくサービスはおろか販売もされていないので躊躇したのですが、バスパワーでの駆動(電源をUSBから供給されること)ではなく、本体に独立した電源があることが決め手となりました。
ノイズに悩まされたあとの選択だけに、独立電源をもっていたほうが、PCやDACへの負荷が弱く、ノイズものりにくいと考えたのです。

海外のサイトを物色し、カードで支払うのが怖かったので、PAYPALを利用しました。
2月8日に注文したら、なんと13日に届きました。中4日でアメリカから石垣島に届いちゃうなんてちょっとすごいですねぇ。ほんと便利な世の中になったものです。。。

さっそくセッティング。
E-MUのアナログ出力が日本で一般的なRCAジャックでなく、標準モノラルジャックだったため、そのケーブルを手に入れるのに数日かかったりしたのですが、繋いで見るとあっさり音が。
セッティングはここがとても参考になりましたです。

今回はうまくいっておりまする。
ずいぶんガンガンかけてから今回は記事にしているので不具合はないかと思います。
ノイズ無しで音楽が聴けるってことだけで感動し、CDをせっせとHDに落としている今日この頃でありまする。

上の写真はウミシダのなかに潜んでいた(たぶん)コマチテッポウエビ???
ウミシダのど派手な色彩にあわせたノイジーな姿になっておりまする。

★2010.3.3追記
入院中のCD3800が退院してきました。
ノイズはどうやら初期不良だったらしく、修理内容は「デジタル入力回路補正」でした。
さっそくDACとして利用したところ大丈夫なようです。
バッチリです。
上品な暖かみのある音を再生してくれておりまする。

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