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2012/04/01

3月はvoyageMPDスターターキットに嵌っていた俺

☆あこがれのvoyageMPDを導入した

PCオーディオでいい音で聴きたいなら「voyageMPD」という話は前から聞いてはいたけれど、OSがLINUXと知って、「とても手が出ないなぁ」なんて思っていた。
ところが、これをプリインストールしたパソコンがスターターキットとして売っていて、簡単な(といっても比較的だけれど)設定のみで、聴くことができるという。

しかも香港からの送料込みで1万円ちょっとのお値打ち価格
「これはチャレンジするしかないでしょ」と、3月に購入し、この1ヶ月ほど嵌っておりました。

voyaeMPDの設定等については、PCオーディオ実験室さんが、実に懇切丁寧に解説してくれている。
僕も必要なページをプリントアウトして、マーカーを引き引き、コマンド等々を頭に入れ、無事、音を出すことができた。
これも丁寧に解説してくれる方がいらっしゃるおかげな訳で、PCオーディオ実験室さんにはただただありがとうなのです。


☆音は優れもの

さて、その音なんだけど、これは一聴してわかるほどすばらしい。

例えば、私と妻のフェイバリット・アルバムであるフィル・マンザネラの「801LIVE」を再生してみる。
実質的な1曲目「 T.N.K. (Tomorrow Never Comes)」は、冒頭、ベースのビル・マコーミックがボーン、ボーン、ボーンと何音か全音符を朗々と鳴らすのだが、1回目、2回目、3回目の「ボーン」とも弦のミュート加減というか、タッチが異なる。
このタッチの違いが見事に再現され、一気に耳はコンサート会場へと引っ張りこまれるのだ。

あるいは、私の大好きな上原ひろみ&チック・コリアの「DUET」を再生してみる。
これはブルーノート東京でのライブ録音なのだが、こともあろうか演奏中にフォークを皿にぶつけてカチャカチャいわせている輩がいるのに気づいてしまう。
もうライブ会場の雰囲気満載の再生音なので「ちょっとー、そこの人~、もうちょっとフォーク使いはお静かにね」と思わず言ってしまうリアルさなのだ。

まあなんて言うか、今まで聴こえないあるいは聴き難くかった音もよく聴こえることに加えて、音がか細くなく、厚みをもってよく鳴る。
僕の駄耳では、このレベルまで鳴ってくれれば、入力系に関しては充分だな、と思える音のよさだ。


☆ほとんどの音楽ファイルはデフォルトで対応。が、「cuesheet」は読めない!

wavはもちろんのこと、flac、m4a、mp3、aiff等々、思いつくファイル形式はほとんどデフォルトでサポートしているので、たいていの人はすぐにvoyageMPDに移行できるだろう。

が、しか~し、「cue」には対応していないのですよ~~~。
この1月からファイル形式を「flac+cue」で整理していた私はいったいどうしたらいいのでしょうか。。。(泣)


☆リッピングはdBpowerampが相性がいい

リッピングソフトはdBpowerampが音がいいうえに、voyageMPDと相性がいいので安心して使えると思う。
というのは、このソフトで入れたwav形式ファイルのタグが、voyageMPDでもきちんと認識してくれるからだ。

これがfoobarでタグをいじってしまったりすると、タグが壊れてwavに関しては曲名等々が解らない事態におちいってしまうことになる。

ただ、このソフトにも欠点はあり、CDDBに日本の楽曲が充実しているgracenoteを使用していないことのほか、僕にとってのそれは、このリッパーもcuesheetを扱えないことだ。

なので、flac+cueの分割は、僕の場合はfoobarで行った。
EACでももちろんいいのだけれど、何故かEACではローカルにあるファイルはうまくいのだけれど、ネットワーク上ぶら下がったファイルはエラーがでてしまう。
foobarは何の問題も無く、さくさくとファイルを分割してくれた。

ただ、まあ、ファイルをいじくりまわすのもあまり気持ちのいいことではないので、原盤が手元にあれば、何も考えずに、dBpowerampで、さくさくとリッピングするほうがいいかもしれない。
あーだ、こーだと言って、ファイルを弄繰り回す手間隙を思うと、直接リッピングしたほうが、案外、時間がかからないかも。

なお、dBpowerampはタグの編集機能やバッチでファイル変換できる機能もあり、cueに対応していないことを除くと、利便性もなかなかだと思う。


☆リプレイゲインには対応

購入前に知りたくて、どうしても解らなかったことが、「はたして、voyageMPDはreplaygainに対応しているのか?」であった。

で、これは対応している。
wavではもちろん駄目だけど、flacやmp3では機能した。

MPD Configuration File 「 /etc/mpd.conf」に以下のように記述があり、デフォルトではリプレイゲインの設定がコメントアウトされて無効になっているので、「#」を消せば、アルバム単位でリプレイゲインが機能する。

  #replaygain "album"

「album」を「track」に書き換えれば、楽曲単位でリプレイゲインが機能する。


☆ユーザーインターフェースはGMPCかMpodだけど使い勝手は今ひとつ

voyageMPDを動かすには他のパソコンから命令を与える必要があり、そのユーザーインターフェースとしては、windowsなら「GMPC」、i-phoneやipod-touchでは、「Mpod」となるが、いずれも使い勝手は今ひとつ。

GMPCは「genre browser」などもついていて、それなりのインターフェースを備えているのだけれど動きがいかにももっさりしているし、Mpodはさくさく動くんだけどバグが多かったり、プレイリスト作成で融通が利かない。

とりあえず、GMPCでplaylistを作り、Mpodでリモコンのようにして再生するという使い方をしている。

今まで、foobarで、genre、artist、albumでフィルターをかけて、さくさくと気分な曲を探して再生していたので、foobarの利便性の高さを改めて再認識もしたです。ハイ。。


☆とはいつつvoyageMPDを楽しんでいる

今のところ次のような運営環境にしている。
 ○リッピングはdBpoweramp
 ○ファイル形式はflacのLossless Uncompressed
 ○リッピング後、foobar2000でリプレイゲイン値を取得
 ○本気で聞くときはリプレイゲインをオフ。普段はBGMなのでリプレイゲイン{アルバム」
 ○プレイリストはGMPCで作成。アルバムの直接の再生やプレイリストの再生はMpod

voyageMPDの音のよさには充分満足なのだけれど、まあ、でもBGMのときはfoobar2000に戻るかも。あの利便性の高さは、やはり魅力的かも。


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