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2011/04/18

太陽と、サンゴと、シマハギと

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先日は、米原ビーチのリーフエッジへのオニヒトデ等の状況を報告したけれど、今回は、その近くの僕のシュノーケリングフィールドのオニヒトデ等によるサンゴの被害状況を報告するよ。

その日は、穏やかな南風で、最高気温は27度に達し、まさにシュノーケリング日和。
陽光の下で海が青くキラキラと光っていたよ。

普段は僕が遊んでいる場所をブログに具体的に記述していないんだけど、今回はちゃんと記そう。
そうしないとどこが傷んでいるのか伝わらないからね。

米原ビーチの西隣にあるビーチ正面のリーフエッジは、通称「荒川」と呼ばれているダイビングポイント。
ここからエントリーして、リーフエッジ沿いに西に向かって泳ぎ、あるいは流れ、最後にヤマバレ川河口のリーフエッジからエキジットするというのが、僕のお気に入りのシュノーケリングのコースだ。

エントリーしてすぐに気づくのが、ここもオニヒトデ等によって多くのサンゴが無くなっている事。
どうやら彼らは、テーブル状、盤状の形状のサンゴが好みらしく、こうしたサンゴはほぼ全滅といってよいだろう。

このあたりは、もともとそんなにサンゴの被度が高いところではないので、米原ビーチのリーフエッジほどの変化には感じられないけれど、被害を受けていることは間違いない。

ヘラジカのツノのような形をしたハナヤサイサンゴは、ポツポツ残っており、どうやらオニヒトデはこうした形状のものは好みではないようだ。

荒川からヤマバレ川河口までずーと流していって、どこも同様に被害を受けていた。

また生き残っているサンゴの裏を覗くと、お約束のようにオニヒトデが張り付いていた。
ただ、米原ビーチのリーフエッジでみたオニヒトデより、1回りほど小さいように見えた。

このコースの中では、ヤマバレ川の河口部分が白眉で、枝サンゴ、テーブルサンゴともに見事に発達し、美しいサンゴ景観を見せてくれる場所だったんだけど、ここも見る影もなかった。

テーブルサンゴがボロボロになり、あるいは藻が繁茂し、枝サンゴはバラバラに砕けていた。

このようなサンゴの被害状況は、果たしてオニヒトデの影響だけなのだろうか?

たとえば枝サンゴの砕け方はオニヒトデというより、物理的な影響を感じさせたし、その砕けたものが再生していないのは再生・成長を阻害するなんらかの要因があるからではないかと思うのだ。

昨年の秋には季節はずれの大荒れの海況が続いた。これで砕けたものもあるだろう。
その後、歴史的な豪雨によって大量の土砂が川から流れ込んだ。この土砂の堆積はサンゴの成育にとくに大きな影響を与えたのではあるまいか。
それにオニヒトデの大発生が重なり、弱ったサンゴがここまでやられてしまったのでは????

このあたりのことは、モニタリングポイントをつくり、土砂の堆積具合や水質調査等を積み重ねていかないと明らかにならないことで、ここで騒いでいても詮無いことではあるのだけれど。。。。

ところで、このシュノーケリングコースの途中には、シマハギの大群が群れている場所がある。
今回も、彼ら彼女らはいつものように大量に群れていた。
岩肌の藻類を食べている種の生息にはどうやら影響が出ていないようだ。

このことがいいことなのか悪いことなのかよく解らないけれど、とてもほっとする出来事だったよ。

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