« ニシキテグリの産卵の季節が今年もやってきた | トップページ | かーちばい(夏至風)が吹きだした »

2010/06/14

ニシキテグリ 105mmで撮るか?60mmで撮るか?

ニシキテグリの産卵行動 60mmマクロで撮影


ニシキテグリの産卵行動 105mmマクロで撮影

■はじめに
マクロ撮影では、60mmマクロレンズを使うか、105mmマクロレンズを使うか、悩ましいよね。

石垣島は透明度がいい場合が多いので、僕はなんでも強引に105mmマクロを選択する場合が多いんだけど、実は結構途中で迷っている。

ニシキテグリの産卵行動を撮影する場合も、結構、迷う。

そこで、105mmレンズと60mmレンズでは、同じ範囲を撮影しようとした場合、撮影距離がどれくらい異なり、また、被写界深度が変わるのかを見て、考えてみたいと思う。

■撮影距離
ニシキテグリの体長は雄が概ね5、6cm程度。
この被写体を画像の50%くらいを占めるように撮影したいとすると、撮影される範囲の幅は12cm。
このときどれ位の撮影距離となるかをみてみる。

NIKOND90(センサーサイズは横幅23.6mm)に105mmマクロレンズでこの範囲を撮影する場合、
撮影距離は、
12cm(撮影範囲の幅)÷23.6mm(センサーのサイズ)
   ×105mm(レンズの焦点距離)
           =53.39cm≒約50cm
となる。

60mmマクロをつけた場合は、
12cm÷23.6mm×60mm=30.5cm≒約30cm
だ。

これはあくまで撮影距離なので、ワーキングディスタンス(レンズの先端から被写体までの距離)を考えると105mmのほうが撮りやすいかなぁ、なんて僕は思ってしまう。

■被写界深度
60mmを使いたい理由として被写界深度の関係もあるのでこれを見てみよう。

被写界深度の計算式は複雑すぎて僕には理解できないので、このサイトの自動計算を利用してみた。

絞り込むほど被写界深度は深くなるけれど、小絞りボケを考慮すると、現実的にはF11あたりが許容限度だと考えているので、絞りはF11とする。

このときの被写界深度は、
105mmマクロの場合、撮影距離50cmで、11mm
60mmマクロの場合、撮影距離30cmで、12mm
となる。

同じ範囲を収めようとした場合、2つのレンズで実はあんまり被写界深度には差異がないという結果となった。
ウーン、なんか実感と違うような気もするけれど、とりあえず素直に受け止めよう。


■で、どっちを選ぶ?
今回の検討結果からだと、透明度がよければ105mmだろう。
60mmだと被写体に近すぎて、なんかけなげに産卵行動をしているニシキテグリたちが可哀相......
でもニシキテグリの撮影場所って、浮遊物が多く、透明度が悪いんだよねぇ。。。。。。
そうすると60mmがクリアに映るよなぁ。。。。

って、結局、おんなじところを巡り、迷いから吹っ切れないのでありました。

« ニシキテグリの産卵の季節が今年もやってきた | トップページ | かーちばい(夏至風)が吹きだした »

5.1.ニシキテグリ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ニシキテグリの産卵の季節が今年もやってきた | トップページ | かーちばい(夏至風)が吹きだした »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

ブログ・ブログ

海好き自然好きサイト