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2010/02/28

ビーチエントリーの喜びと悲しみ

ベニヒレイトヒキベラ

2月の後半は、最低気温でも20度以上と暖かい日に恵まれていた。
おかげで連日、タンクを担いで海に潜りに行けたよ。

風の強い日も多かったんだけど風影となるポイントを狙えば大丈夫。
風速、風向、潮(潮位)、波高、これらの予報を参考に、安全に快適に潜るには、どこに何時に入ればいいかを決めるのだ。
僕の場合、一人でタンクを担いで、ビーチエントリーしてセルフダイビングで潜ることになるので、自然と慎重に条件を選ぶことになる。

こうしたダイビングスタイルの喜びには、自分の嗜好に沿って、ゆっくりと海の中を味わううことができることがあろう。
写真を撮るためにある被写体の前でじっくり粘ってもいいし、ただただ中層にボーッと浮かんでいても良いのだ。

最近はあんまりガシガシ必死にシャッターを押していなくて、1回のエントリーで2~3枚しか写真を撮らないこともある。
ただただボーッとグルクンやグルクマなどの群れが来ては去る姿に心を洗われたり、忙しげにプランクトンやらポリプやら藻類やらを啄ばむスズメダイやらブダイやらを微笑ましく眺めることに大半の時間を費やしたりする。

そのときの気分にあわせられるこうした自由は何者にも変えられない喜びだ。

ビーチエントリーだと、ビーチから目的とするポイントまで結構な距離を移動するので、1回の潜水で浅いところや水深のあるところなど多様な環境に触れることができるのも、また面白さの1つかもしれない。

浅場の砂地、インリーフ内の様々なサンゴのパッチリーフ、波があたりやすくつるんとした岩ばかりの礁嶺、サンゴに埋め尽くされる礁斜面、ハゼ探しも楽しい死サンゴや砂地の原っぱ。。。

環境が違えば、風景が異なり、生息中心となる生き物も変わる。
とくに浅場のスズメダイ達やベラやチョウチョウウオ、ブダイの幼魚などを数多くみることができるのはビーチエントリーならではの特権だろう。
ボートエントリーだと、浅すぎてしまってあまり行かない場所だものね。

一方、体力勝負なところがあるのが、ビーチエントリーの辛いところだ。

この季節、僕はロクハンのウエットスーツを着用している。
新調した卸したてのスーツということもあり、アルミのタンクだと、なんと9kgもウエイトをつけなければならない。
体重50kg台前半の私が9kgものウエイトをつけるのだ!
なんと20%もいきなり体重が増えるのだ!!

これでタンクを背負って、カメラをもち、エントリー口まで、砂浜を歩いたり、海岸林の斜面を下りたりする。
はっきり言ってこれ相当辛いです。
加齢とともに、年々、辛さが増していて、もうほぼ限界。
こんなこと出来るのもあと数年程度でしょう。

こんな悲しみを抱えつつも、海の魅力には抗えずに、時間と天候が許せば海に行ってしまう私です。

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