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2007/04/18

ニシキテグリ再び

ニシキテグリ雄@川平湾

今は旧暦で3月。この旧暦の3月3日は、昼に大きく潮が引く大潮にあたる。その潮が引いたときに女性たちが浜に下り、磯遊びなどをする。これが「浜下り」という伝統的な行事だ。

だから、いまどきは、潮が引く時間を狙って、モズクなどの海藻獲りに行くのが正しい海の利用法なのである。

しかし、お魚撮影大好きの私は、全く違うことを考えていたのであった。
昼に潮が引いた後、夕方から夜にかけてグングン潮が上がる。この夕方の上げ潮時こそ、ニシキテグリが活発に活動する時間にあたるに違いない!!! と潮汐表を眺めながら妄想逞しくし、夕方に上げ潮時が重なり、かつ私の身体が空く日を心待ちにしていたのだ。

ニシキテグリの顔当日、3時ごろからイソイソとカメラをセッティングし車に器材を放り込む。ショップでタンクをかりて川平湾に向かう。逸る心を抑えながら落ち着いてセッティングをする。ゆっくりとエントリー。以前、ニシキテグリを観察できた場所を探し当て、ゆったりと陣取る。
この日ばかりはマンジュウイシモチをしつこく探すこともせず、サンゴと死サンゴやバラスが混在した申し分のなさそうな環境でしばらく様子をみていたのであった。

しばらくするとアチコチでニシキテグリがさかんに捕食する姿がみられる。
「撮りたいオーラ」まるだしでは、彼らはサンゴやバラスの中に入ったままでてこなくなってしまうので、「僕は君達には関心ないからねぇ」と見ていないふりをしつつ、確実に被写体を納めていく。
約1時間強をニシキテグリ撮影のために使ったとてもとてもシアワセな時間なのであった。
上の写真が体長6cm程度と大きかったので多分雄。下の写真が体長4cm程度の多分雌。
しかし彼らの顔はアップで見ると不細工ですなぁ。。。

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2007/04/12

チビギンガハゼ....

ギンガハゼ

前回の更新からもう1週間もたってしまった訳で、新しいネタもないものだから、過去の写真から一枚。。。

この子はギンガハゼのオチビちゃん。
2月の初旬に川平湾でマンジュウイシモチを見つけられず、失意の底で撮影した個体だ。。。。

2~3cmのミニミニサイズなんだけど、親とおんなじ形をしているところがいっちょまえでかわいかったりする。
ギンガハゼは比較的寄りやすいハゼだけど、とくにこういう小さい子はまだ危険物への学習が足りないのであろうか? 簡単に寄れる場合が多いよ。
お試しあれ!

2007/04/05

ピンボケ オオテンハナゴイ

オオテンハナゴイ

先日キンギョハナダイを撮影したことを書いたけど、このときの目的は、幼魚ぉ~、というよりは、実はレアモノ狙いだったのである。
ターゲットは某ポイントのハナダイの仲間達、なかでも、オオテンハナゴイとアカボシハナゴイだ。

海の中では赤い色は吸収され、彼らは濁ってくすんだ無彩色のようにみえる。
そこにライトを当てると鮮やかに赤が浮かび上がり、その美しさにハッとさせられる。

そうしたハナダイの仲間達は僕も大好きなお魚さんであるのだけれど、どうも相性が悪い。
ピンがこないのよねぇ。。。。
なんていうか彼らの動きが読めなくて、なかなかついていけないのだ。
ヒラヒラとうごめき、ヒューと瞬間移動し、パッと一瞬止まる。その動きに翻弄されっぱなし。。。
動きが比較的直線的なイトヒキベラの仲間やピョコピョコ動くスズメダイの仲間は、なんとなくついていけるのだけれど。。。。
そのためアカネハナゴイキンギョハンダイという基本中の基本のハナダイ達ですらピンは数枚に一枚しかこないというていたらくだったりする。

今回のように、深いは、オーバーハングの岩棚を見上げ気味だは、着底できない場所で中世浮力をとったままだは、数は少ないは、という悪条件が揃った上級コースでは、それこそ上手く写ったら奇跡なんだけどね。

結果はご覧のようにピンボケ。
露出も1絞り以上もアンダー。トホホ。。。

2007/04/01

ニシキテグリ@川平湾

ニシキテグリ@川平湾

実は川平湾はマンジュウイシモチだけでなくニシキテグリが生息していることでも知られている。
やつらは臆病ですばしっこいものだから、take的には鼻から相手にせず写真を撮る気もなかったのあった。

しかし、マンジュウイシモチを激写したその日、潮が良かったのであろうか、ニシキテグリを実に高頻度で目にしたのである。

「この程度の動きなら撮影できるな」と思わせる場に遭遇したのは、実はtakeは初めてだったりするのである。

時間は夕方も近づいた午後4時から5時、潮は上げ潮時の真ん中くらいで、いい感じで流れが感じられたりする。
サンゴと死サンゴのバラスの間からチョコッと顔を出してはチョロチョロと忙しげに藻をつつく彼らを観察できたのであった。
それは「実はこんなに沢山生息してたのかぁ」と感じるほど、あちこちで活動しているのあった。

お魚さんの活動しやすい時間や潮といった環境に併せて観察することの大切さをつくづく感じたうららかな春の午後5時半だったりするのであった。


マンジュウイシモチにやっと会えたね

マンジュウイシモチ

「やっと会えたね」は、某作家が某元アイドルを口説くときに使った台詞だったと思うけど(ム、違ったかぁ???)、僕の場合、マンジュウイシモチに使ってしまうのである。

時々、タンクを借りてはセルフで川平湾を潜っていたんだけど、その目的といえば、一に泥ハゼ、二にマンジュウイシモチだったのである。
しかし、何べん探してみもちっとも見つけることができず、深い落胆に苛まれていた今日この頃だったのだ。

今度こそ、と深く胸に秘めていたtakeは、しつこく何度も、「どこ」に、「どんな環境」にいるのかをショップのオーナーやスタッフに聞き、何回目になるかわからないチャレンジを、3月末日のある日試みたのであった。

「どこ」で聞き出した場所にコンパスをあわせビーチエントリーする。
概ねこのあたりだろうと思われる場所で、「どんな環境」で聞き出した雰囲気のところに陣取る。

そこは、水深といい、サンゴや藻の映え具合といい、他にいる生き物といい、まさにバッチグーに思われる環境である。
「ここでみつからなかったら、もう絶対見つからないよな」と、ちょっと諦めの気持ちが混じりつつ、その辺にいくらでもいるキイロサンゴハゼにカメラを向け、しばし遊んでいたいのであった。

ふと視野の端っこに気配がする。
ファインダーから目を離し、あたりを見回す。
すると、なんとマンジュウイシモチが目の前に出現しているのであった。
目が慣れると、何匹もいることに気づく。
「なんで今まで気づかなかったんだろう」と思うほど、何気ないところに、点々と生息しているのであった。

見つけてしまえば、これほど撮影しやすい種も珍しいわけで、「やっと会えたね」とつぶやきつつ激写を続けるうららかな春の午後3時なのであった。


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