ニシキテグリ再び

今は旧暦で3月。この旧暦の3月3日は、昼に大きく潮が引く大潮にあたる。その潮が引いたときに女性たちが浜に下り、磯遊びなどをする。これが「浜下り」という伝統的な行事だ。
だから、いまどきは、潮が引く時間を狙って、モズクなどの海藻獲りに行くのが正しい海の利用法なのである。
しかし、お魚撮影大好きの私は、全く違うことを考えていたのであった。
昼に潮が引いた後、夕方から夜にかけてグングン潮が上がる。この夕方の上げ潮時こそ、ニシキテグリが活発に活動する時間にあたるに違いない!!! と潮汐表を眺めながら妄想逞しくし、夕方に上げ潮時が重なり、かつ私の身体が空く日を心待ちにしていたのだ。
当日、3時ごろからイソイソとカメラをセッティングし車に器材を放り込む。ショップでタンクをかりて川平湾に向かう。逸る心を抑えながら落ち着いてセッティングをする。ゆっくりとエントリー。以前、ニシキテグリを観察できた場所を探し当て、ゆったりと陣取る。
この日ばかりはマンジュウイシモチをしつこく探すこともせず、サンゴと死サンゴやバラスが混在した申し分のなさそうな環境でしばらく様子をみていたのであった。
しばらくするとアチコチでニシキテグリがさかんに捕食する姿がみられる。
「撮りたいオーラ」まるだしでは、彼らはサンゴやバラスの中に入ったままでてこなくなってしまうので、「僕は君達には関心ないからねぇ」と見ていないふりをしつつ、確実に被写体を納めていく。
約1時間強をニシキテグリ撮影のために使ったとてもとてもシアワセな時間なのであった。
上の写真が体長6cm程度と大きかったので多分雄。下の写真が体長4cm程度の多分雌。
しかし彼らの顔はアップで見ると不細工ですなぁ。。。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)





