先日、石垣島を通過した台風4号は、なかなかタフな奴であった。
島に近づいてくる当初は「暴風域」もなく弱っちい感じで、「ほんとにこいつ台風なのかなぁ」、「(いつも貼っている窓を保護する)網をはるのを止めようかなぁ」などと余裕をぶっこいていたのであるが、いつの間にか暴風域が発生し、一人前に。
それでも、最大で970ヘクトパスカル程度だったので、常に950ヘクトパスカル以下の猛烈な台風に恐れおののいている身としては、「まあ弱いじゃん」と舐めた態度で台風を迎えたのであった。
そんな舐めた態度に奴は切れたのであろう。
速度を遅くするという牛歩戦術、並びに通過後の吹き返しに戦闘能力をためる、という作戦にでてきたのであった。
速度が遅くなれば、それだけ強風にさらされる期間が長くなる。
敵を一発でダウンさせるような強烈なパンチは持っていなくても、しつこいボディブローが徐々に効いてくるように、長時間の風は、地上の万物を少しづつ少しづつ痛めつけていくのである。
そして吹き返しの風。台風は近いづいてくるときと、去るときでは風向きが変わる。またその向きが台風の進路と同一か反対方向かでも、風の威力が変わる。今回の台風は、通過後の南東の風が台風の進路方向と一体化しいつまでもいつまでも強く吹いたのであった。
そんな奴の最大の戦果は、なんといっても停電であろう。
夜中から翌日の午前中一杯、電気のない生活を強いられてしまったのでありました。
電気の使えないなかで、お客様のお食事を用意するのは、冷蔵庫を全く開けずに食材を用意するという周到な準備と、ガスだけでなんでも調理する技術と、これらをうまくコントロールするちょっとしたコツが必要で、相当に消耗するんだよねぇ。
通過後は、庭に散乱しているどこからともなく飛んできたゴミを拾ったり、風で倒れた樹木を起こして支柱に縛り付けたり、建物中に水をかけて、潮水を流したり、と事後処理に終われたのでありました。
やっぱ台風を舐めちゃいけないねぇ。。。とほほ。
