石垣島移住計画は一年前に始まりました
石垣島に越してきて一ヶ月が過ぎた。
部屋を片付けたり、海にいったりと、島の生活に慣れ、楽しむのに夢中で、あっというまだったのだけど、「この一年もまたあっというまだったなぁ」と、夜、島酒(泡盛のことです)をのみながらシミジミ思ったりするのである。
石垣島への移住を決意したのが、ちょうど一年ほど前のことだ。
会社勤めから帰ってきた妻の一言「今度、うちの会社で早期退職をつのるみたい」。そこから我々は生活設計の舵を大きくきったのだった。
「いつかは南の島で暮らしたい」
リゾートダイバーの方々でそのように思う人は多いだろう。我々夫婦も同様で、「どうしたら実現できるだろうねぇ」なんて語りながら酒を飲んだりする日々を送っていたのである。
僕自身としては、「実現できるのはだいぶ先のことだろうな」と思っていた。個人(フリー)で仕事をしていたのだけれど、食べれる程度は稼げていたし、妻も勤め先で頑張っていた。何より自己資金が不足しすぎていて、新たな一歩を踏み出すにはとても心もとない状態だった。
ただ、移住するなら石垣島、向こうで生活するなら○○業(これについてはまた別途ご報告を)というところまでは、数年の間のいろいろなシミュレーション、妄想、そして子供のころからの夢で決めていて、ちょぼちょぼ資料を集めたり、ざっと費用を計算したりはしていたのであった。僕はなかなか叶いそうもない夢を抱えながら、それを癒しに石垣島にしつこく通っていたのである。
そこに、妻の早期退職制度である。幸いにもなかなか恵まれた条件である。これを原資にすればなんとかなるかもしれない。
「いっちょ、やったるかぁ!!」
思っていた時期よりもちょっと早いような気もするけれど、ものごとは出会い、そしてタイミング。この機会を逃せば、今度、いつやってくるかもわからない。それに、体力・気力の低下を感じる今日この頃。新しいことをやるなら、できるだけ身体も心も若いうちがいいに決まっている。もう少したつと両親の介護の問題なども生じてきてそれこそ身動きがとれなくなる可能性もある。自分がリタイアメントの年齢になってから動くのが一番安全なことはわかるけれど、とてもそこまで待てないし。。。
私は理屈っぽい人間なので、まあ、いろいろ屁理屈をつけての心の整理を行った。
こうして我々の石垣島移住計画は、思いもかけない妻の早期退職制度をきっかけに実行段階に移ったのであった。
まず、最初にやったことは経費の算出と資金計画である。
ついで、スケジュールの設定である。石垣島に移住する時期は? そのための準備期間はどれくらい? いつから現地に通う? 等々。一方で、東京での生活をどのような順番でクローズするかも重要である。僕のいままでの商売も、いきなり畳むわけにはいかない。それなりの手順を踏む必要がある。そんなことをスケジューリングしたのであった。
と、話を進めていく、障害も生じてくる。
まず、最初に立ちはだかったのが、なんと、本計画の大前提である早期退職制度であった。
希望者が殺到し、希望者全員を退職させるわけにはいかないというのである。最初に対象年齢が引き上げられた。妻は幸いにもクリアーした。ついで、上司の面接があるという。最後は上司の判断をもとに人事が決めるらしい。
「まじぃ!!」。
冗談ではない、すでに心は南の島なのである。人生の大転換ともいえる決心をしてしまったのである。おまけに僕は自分の商売をたたむための布石を打ち始めていたのである。いまさら元に戻るわけにもいかないのである。
妻の退職が決まるまでの一ヶ月、我々はヒリヒリするような日々を送った。今となってはいい思い出であるが、当時はとても笑えるような心境ではないのであった。
そして、心を砕いたのが、親類縁者の理解を得ることであった。
実をいうと、我々は、「石垣島に骨を埋めて」というような重~い決意はないのである。人生に失敗はつきもの。うまくいかなかったら、また、東京に戻ってやり直せばいいさぁ、というような、とてもとても軽く、そして、いい加減な気持ちで今回の舵をきったのである。
戻ってくるためには周りの理解がいる。
親兄弟、親類縁者を敵に回して、あるいは、断絶して移住するなんてことは毛頭考えられないのである。
これは、なかなかに大変であった。
「あんた、気でも狂ったのか???」
こんな反応もごもっともである。私も我ながらそう思う。
南の島が好きならば、東京でがっぽり稼いで遊びに行けばよいではないか? 生活も軌道にのり、仕事も油が乗ってきた40代。それをなげうってまでやるとは何なのか? 年金制度だって破綻しかねない昨今、そんなリスクをとってあんた老後をどうするのか?
申し訳ございません。昔はやったテレビドラマではないが、深々と頭を下げ、時間をかけて、自分たちの想いを何度も何度も語るしかないのであった。
そんなこんなで、決心してからの半年が粛々と進んだのであった。
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コメント
話の続きが待ち遠しい・・・・ほんと。
石垣で初めての台風ですね。どうかお気を付けて!
話は変わってD-100。いいです(^^) もっと早く買っとけばよかった後悔しきり。このカメラでいつも写せるtakeさんが羨ましいです。。。。
投稿 えてぽん | 2004/08/11 12:52
石垣島いいですねぇ~、うらやますぃ~
ということで、またちょくちょくうかがいます
投稿 でん | 2004/08/12 19:41
台風は無事通過しましたが、まだ吹き返しの南風が強いです。明日までは海は無理かなぁ。。。
えてぽんさん、D100いいでしょう!! パソコン使っての暗室作業も楽しんでくださいね。
でんさん、こんにちは。
たまの便りとなるかもしませんが、思い出したら遊びにきてね!
投稿 take | 2004/08/12 23:07
現在、私も石垣島への移住計画を進めております。
非常に不安を覚えており、6月29日~7月2日まで石垣島へ行き自分の目で確認し今後について決めたいと考えております。
何かアドバイスがありましたらご教示をお願い致します。
投稿 オダカ トシオ | 2005/05/23 11:48
オカダ様、はじめまして、遊びに来てくれてありがとうございます。また、お返事が遅くなってごめんなさい。
ちょうど引越しが重なって、なかなかネットにアクセスできずにおりまして。。。
石垣島への移住はもはやブームというかバブルに近い様相ともいえるかもしれません。
しかし、その有様は一様ではなく、20代、40前後、早期リタイアなどの年齢的なポジションや、自然志向、リゾート志向などの興味、予算などによって多様なスタイルを築いているように思います。
ただ1ついえることは、島ではお勤めでまとまった給与を得る手段が、公務員、医療関係を除けばほとんどありません。
ここをどう解決するかが、大きなポイントになると思います。
いろんな方の情報収集をとにかくされるとよいかと思います。
「石垣島な人たち」と題しているリンク集の大半の方が島への移住者です。こうした方々のサイトも何かとヒントがあるかもしれません。
投稿 take | 2005/05/30 21:33