レアモノハンターではないんだけど。。。
水中写真は大きくワイドとマクロに分けて語られることが多い。
マクロとは、小さい生物などを接写して映すもので、小さな世界の新たな発見に喜びを得たりする。
ワイドは広角レンズで海中風景を切り取るもので、普段目にすることがない景観に感動を得る。
水中写真を趣味とする人々は、両方の写真にチャレンジはしていても、いずれかが好き、あるいは得意というのが一般的で、「マクロ派」、「ワイド派」などと呼ばれる。
僕の場合は、ワイド用のクールピクス5000が水没してしまったせいもあるけれど、ここのところ、ニコンD100の105mmによるマクロ一本やりなので、「マクロ派」ということになる。
マクロ派だと、「レアモノハンター」とでもいおうか。珍しい生物、目にしにくいステージを記録し、その種類をコレクションしていくことに喜びを得るように思われがちだが、僕の場合、けっしてそうではないと思っている。
そのへんにいくらでもいるハタタテハゼをきれいだと思うし、メガネスズメダイの幼魚を追いかけるのにも夢中になる。イシガキカエルウオやヤエヤマギンポなど数多くいる魚の表情を切り取ることにも喜びを得たりする。
といいつつ、やっぱりレアモノには心惹かれるのも事実であり、その代表がやはり先日報告したヘルフリッチ(シコンハタタテハゼ)だ。美しさも文句はないが、珍しさが心のトキメキをいっそう高める。
そして、今回、知ってしまったレアモノがピグミーシーホースなのである。
大きさ数ミリの小さな生き物。
よくもまあ広大な海の中でこんな小さくてかつ擬態の上手な生き物を発見したものだとつくづく感心してしまう。
彼はヤギに密やかにからみついているのだけれど、意外と写真にとるのが難しいのである。
まず小さくて目だたない。ちょっと目を離すと一体どこにいるのかすぐにわからなくなってしまう。
ピントを合わせるのも難しい。垂直に伸びる岸壁のヤギにくっついているものだから、身体をホールドして撮影することがかなわない。そんな体制でこんな小さなものにピントを合わせるのは至難の業である。
こういう場合、「オキピンにして、片手で岸壁をホールドし、片手でカメラを構え、身体を被写体から離す方向にもっていきながら、ピンがきたときにシャッターを押す」のがいいらしいのだけれど、そうそううまくいくものではない。
(被写体から離す方向でピンがきたときにシャッターを押すのは、ピンの前方より後方のほうが被写界深度が深いので、ピンがくる確率が高くなるからだと聞いています)
それに意外と動く。ゆっくりした動きなのだけれど、思うような方向にはなかなかむいてくれない。
深場なので、撮影にかけられる時間も制限されるし、気持ち的にもプレッシャーがかかったりする。
というわけで、それなりに満足できる写真を求めて、何度も通ってしまいそうな危ないレアモノなのであった。
「僕はレアモノハンターじゃないよ」といいつつ「見たい! 撮りたい! 連れてって!!」とニコニコなtakeなのであった。
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コメント
今後、出入禁止にさせて頂きます(笑)
刺激強すぎです。。。。
アル中にはきっとなりませんよ!
こんな楽しいことがあれば!
投稿: えてぽん | 2004/07/29 13:59
そんなぁ、出入禁止だなんて、シクシク。。
でも「でへ。でへへ。」っとダラシナク顔を崩してしまうtakeなのでした。は~と。
投稿: take | 2004/07/30 13:35